「チャットレディの仕事って学生でもできるの?」
「チャットレディで稼いだら確定申告しなきゃいけないの?」
「チャットレディのリスクや危険性が知りたい」
このように、チャットレディの仕事に興味を持っている学生の方は少なくないかと思います。
結論から言えば、チャットレディは学生におすすめの仕事です。ただし、チャットレディの仕事にはリスクもありますし、向き不向きもあるので自分がやっていけるかを見極めることが大切です。
また、チャットレディで一定額を稼いだら確定申告しなくてはいけないので、その点も十分理解しておかなければいけません。
こちらの記事では、学生にチャットレディの仕事をおすすめする3つの理由から、確定申告が必要な学生、そしてチャットレディのリスクと注意点について解説していきます。
こちらの記事を参考にして、ぜひチャットレディの仕事にチャレンジしてみてください。
学生にチャットレディの仕事をおすすめする3つの理由
女子大生がアルバイトをするならチャットレディは選択肢の一つです。学生にチャットレディの仕事をおすすめする理由には以下の3つがあります。
- 学業とチャットレディは両立しやすい
- 高い収入が期待できる
- 初期費用がかからない
基本的に学生は若さが強みになります。学生や若さを全面的にアピールすれば、頑張っているところを評価してもらえるでしょう。
しかし、学生にチャットレディをおすすめする理由は若さだけではありません。
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
学業とチャットレディは両立しやすい
学生にチャットレディをおすすめする理由の一つが、学業と両立のしやすさです。
チャットレディは働く時間帯が決められていないため自分の働きたい時に働くことができます。長期連休や放課後の空き時間、また突然予定が空いた時にでも自由に働けるのが魅力です。
一般的なアルバイトはシフトに縛られることが多く、テスト期間中でも仕方なくアルバイトをしなければいけないという方も多いのではないでしょうか?
チャットレディはそういった時間や予定に縛られない働き方ができるので、学業と両立しやすいと言えます。
高い収入が期待できる
高い収入が期待できるのも学生にチャットレディをおすすめする理由の一つです。
一般的なアルバイトでは1時間あたりの給与が決められているため、稼げる上限があります。しかしチャットレディは時給制ではないため、言ってしまえば稼げる上限がありません。
短時間で高収入も目指せます。
必ず稼げるという保証はありませんが、チャットレディで稼ぐためのノウハウを身につけてお客さんがつくようになれば、アルバイト以上の収入が期待できるでしょう。
チャットレディの時給は平均6,000円ともされています。友達と旅行に行ったり、就職までの貯金をしたりなど、何かとお金のかかる学生にはチャットレディがおすすめです。
以下の記事では、チャットレディが稼ぐためのコツについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
初期費用がかからない
初期費用がかからないのも学生にチャットレディをおすすめする理由の一つです。通常、副業を始めるとなるとパソコンや教材、スクール代など費用がかかることが一般的です。
しかしチャットレディを始めるにあたっては初期費用がほとんどかかりません。スマホさえあれば簡単な配信ができます。
もちろん、チャットレディでしっかり稼ぐとなれば、映像だけでなく音声の質を上げたり、コンピューターの性能を上げたりする必要があります。そのためには、パソコンやカメラ、マイクなど備品を整えなければいけません。
在宅で設備を整えるのが難しければ、プロダクションに入って通勤型で働く選択肢もあります。プロダクションとはチャットレディのお仕事をサポートする事務所のことで、専用のチャットルームが用意されていることがほとんどです。
プロダクションへの加入にお金はかからないので、初期費用をかけずにしっかりと稼ぎたいと考えている学生の方はプロダクションへの加入も検討してみはいかがでしょうか。
確定申告とは?学生も確定申告の義務がある
学生も確定申告の義務があります。そのためチャットレディの仕事をするのであれば、確定申告の意味や、いくら稼いだら確定申告が必要になるのか知っておかなければいけません。
そもそも、確定申告とは自分が支払うべき税金を自分で計算・申告する手続きのことを言います。
日本国内に住んでいる以上、日本へ税金を納める必要があり、毎年1月1日〜12月31日の1年間の所得から税金を計算して納付する必要があります。
また学生をはじめ、サラリーマンなど会社に勤めている人は基本的に確定申告する必要がありません。なぜなら勤め先の会社が「年末調整」と呼ばれる手続きを行って、会社が従業員の代わりに所得税・住民税を納めてくれるからです。
ただし、チャットレディは基本的に会社が年末調整をしてくれないので、確定申告が必要になるケースがほとんどです。
チャットレディでいくら稼いだら確定申告が必要?
チャットレディで確定申告が必要になる人は、アルバイトを掛け持ちしているかどうかで変わってきます。
収入がチャットレディだけの学生
収入がチャットレディだけの学生は、所得が48万円を超えたら確定申告が必要になります。
令和元年以前は年間所得38万円からとされていましたが、令和2年1月から税制が改正されたため年間48万円が基準となりました。
チャットレディとアルバイトを掛け持ちしている学生
一方で、チャットレディとアルバイトを掛け持ちしている学生は、チャットレディの所得が20万円を超えたら確定申告が必要になります。
ただし、アルバイトの年間所得が高くて年末調整しない会社に勤めている人は、確定申告が必要になる場合があります。
103万円の壁とは?チャットレディは対象外
学生がアルバイトで収入を得るにあたって「103万円の壁」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
結論から言えば、チャットレディとして働く場合「103万円の壁」は対象外です。
103万円の壁とはアルバイトなどで「給与所得」を得ている場合のみです。チャットレディで得られる収入は「雑所得」に該当することがほとんどなので、この「103万円の壁」は対象外となります。
チャットレディだけで収入を得ている人は48万円を超えたら、アルバイトと掛け持ちしている人は20万円を超えたら確定申告が必要です。チャットレディの収入で確定申告が必要になる基準は103万円ではないので注意しましょう。
確定申告でチャットレディの仕事が親にバレる?
ここまで、チャットレディの仕事で確定申告が必要になるケースについて紹介してきました。中には「確定申告でチャットレディの仕事が家族にバレるのではないか」と心配している学生も多いのではないでしょうか。
確定申告が直接的な原因でチャットレディの仕事がバレることはないのでご安心ください。
ただし、税申告によって家族から「確定申告するほどどこで稼いでいるのか」と疑われる可能性はあります。
上述したように会社は年末調整を行うため、アルバイトをしていれば基本的に確定申告する必要はありません。つまり確定申告をするということは、アルバイト以外で収入を得ていることになり、その収入源について問われることもあるでしょう。
また、確定申告を行った後に住民税の納付書が自宅へ届くため、納付書に記載の額があまりに高ければ収入源を聞かれる可能性があります。
このように、確定申告が原因でチャットレディの仕事がバレることはありませんが、その手続きが原因で収入源を疑われることがあるので注意しましょう。
確定申告の流れ
確定申告の流れは次の通りです。
- 確定申告書を入手
- 収入と経費を計算
- 確定申告書の作成
- 確定申告書の提出
- 税金の納付・還付
まずは確定申告書を入手して、1年間の収入と経費から所得額を算出します。確定申告書に沿って金額を記入し、必要であれば領収書等の書類を添付します。
チャットレディの場合は、化粧品・メイク用品をはじめ、パソコン代や衣装代も経費に含まれるため、それらの費用は収入から差し引くことが可能です。
確定申告書は税務署の窓口で受け取ったり、国税庁のホームページからダウンロードしたりして入手できます。また、確定申告書の作成については、会計処理の無料ソフトがあるのでそちらを利用するのもおすすめです。
確定申告は毎年2月16日〜3月15日の1ヶ月間に行われるので、必ずこの期間中に確定申告を済ませましょう。
チャットレディの確定申告の詳細について以下の記事で解説しているので、気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
チャットレディは危険?学生がチャットレディをするリスク
これからチャットレディの仕事を始めようと考えている学生の中には、チャットレディが本当に安全な仕事がどうか気になっている方も多いでしょう。
学生がチャットレディをするリスクには以下のものが挙げられます。
- 家族や友人に身バレする可能性がある
- 個人情報が流出する可能性がある
- アダルトを強要する悪質なプロダクションがある
チャットレディは自分の姿を配信する仕事なので、身内に顔や名前がバレる可能性があります。
特に、自宅でチャットレディの仕事をする場合、室内の間取りや家具、小物などの情報から個人を特定される可能性があるので注意しなければいけません。身バレするものを隠したり、プロダクションに入ってチャットルームを使用したりして、気をつけることが大切です。
また、ノンアダルトで稼ぎたいという方の場合、アダルトを強要する悪質なプロダクションもあるので注意しなければいけません。
以下の記事では、チャットレディで身バレを防ぐ方法からプロダクションの選び方まで紹介しています。チャットレディの仕事におけるリスクが気になる方はぜひチェックしてみてください。
学生がチャットレディを始める時の注意点
学生がチャットレディを始める時は、きちんと仕事の内容を理解し、自分がやっていけるか判断した上で始めることが大切です。
チャットレディは上述したようなリスクがあります。「大金を稼げそう」「楽そう」という理由だけで始めると、「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません。
また、チャットレディは人とコミュニケーションを取る仕事なので、客からアンチコメントをされたり、気分を害するような暴言を吐かれたりする場合があります。
特に、普段から大人と関わることの少ない学生の場合は、お客さんとのコミュニケーションにショックを受けることも考えられます。
チャットレディには向き・不向きがあるで、あまり向いていない人が仕事内容を理解しないまま、「稼げそう」という理由だけで始めないようにしましょう。
チャットレディが向いている学生の特徴
チャットレディに向いている学生の特徴には以下のものがあります。
- アダルトに免疫がある
- 相手からのアンチコメントをさらりと流せる
- コミュニケーション能力がある
チャットレディはアダルトとノンアダルトの2つから選べますが、ノンアダルトを選んでも、アダルトに免疫がなければチャットレディとして働くのは難しいです。
ノンアダルトでもアダルト行為を要求してくるお客さんや、下ネタ発言をするお客さんもいます。チャットレディとして働く以上アダルトの免疫が必要不可欠です。
また、配信をしているとお客さんからアンチコメントをされることがあります。そのためアンチコメントを受け流せる人や、コミュニケーションが高い人はチャットレディが向いていると言えます。
なお、アンチコメントや誹謗中傷は運営側が対処することが一般的なので、仕事上で何かトラブルがあれば必ずスタッフへ相談しましょう。
まとめ
チャットレディは学生におすすめの仕事です。
学生なら若さを武器にできるだけでなく、学業と両立しやすく高収入も期待できます。何かとお金がかかる上にスケジュールに縛られやすい学生にとって、チャットレディは適した仕事と言えます。
ただし、誰でも簡単に稼げるというものではありません。もちろんチャットレディをするのにリスクがありますし、向き不向きもあります。
チャットレディに不向きな人が「稼げそう」「楽そう」という安易な考えで始めてしまうと、後悔する可能性がるので注意が必要です。向き不向きを見極めて、自分でできるものかきちんと判断しましょう。
特にコミュニケーション能力があって、アンチコメントをさらりと流せる学生にはチャットレディがおすすめです。